アブストラクト(46巻8号:The Japanese Journal Of Thoracic And Cardiovascular Surgery)

Title : 気管原発神経鞘腫に行った気管窓状切除, 有茎肋間筋弁による補填術の1例
Subtitle :
Authors : 松倉規, 糸井真一, 岡田圭司, 桑原正喜*
Authors(kana) :
Organization : 関西電力病院呼吸器科, *京都桂病院呼吸器センター
Journal : The Japanese Journal of THORACIC AND CARDIOVASCULAR SURGERY
Volume : 46
Number : 8
Page : 785-788
Year/Month : 1998 / 8
Article : 報告
Publisher : 日本胸部外科学会
Abstract : 症例は16歳, 女性. 気管をほぼ閉塞する気管原発神経鞘腫に対し高周波スネア及びNd:YAGレーザーを用いて腫瘍を焼灼切除した. 経過観察中, 内視鏡的に腫瘍の遺残が疑われたため根治手術を行った. 良性腫瘍であること, 腫瘍遺残部位が膜様部に限局していることから気管を管状に切除する必要は無いと考え, 腫瘍遺残部位を窓状に切除し有茎肋間筋弁で補填する術式をとった. 術後は合併症もなく良好に経過した. 本術式は良性限局性病変に対する手術術式として有効であると考えられた. 気道再建術としては気管管状切除・端々吻合術や種々の生体材料を用いた気管形成術が行われている. 今回, 気管膜様部よりポリープ状に突出した神経鞘腫例に対し気管膜様部窓状切除・有茎肋間筋弁による補填術を行い良好な結果を得たので報告する. 症例 症例:16歳, 女性. 主訴:喘鳴, 呼吸困難. 既往歴, 家族歴:特記すべきことなし.
Practice : 臨床医学:外科系
Keywords : 気管神経鞘腫, 気管形成術, 有茎肋間筋弁, 気道再建術
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