アブストラクト（12巻9号：日本胸部外科学会雑誌）
| Title ： | 切除不能食道癌に対する食道内挿管法の検討 |
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| Subtitle ： | |
| Authors ： | 遠藤光夫, 中山恒明 |
| Authors（kana） ： | |
| Organization ： | 千葉大学医学部中山外科学教室 |
| Journal ： | 日本胸部外科学会雑誌 |
| Volume ： | 12 |
| Number ： | 9 |
| Page ： | 824-851 |
| Year/Month ： | 1964 / 9 |
| Article ： | 原著 |
| Publisher ： | 日本胸部外科学会 |
| Abstract ： | 「第1章 諸論」麻酔, 術後療法の進歩と共に, 胸部食道噴門癌に対する外科的療法も一段と進歩した. 中山外科教室では, 1946年以来過去16年間に, 4.145例の食道癌患者を経験, その中1.595例(38.5％)に切除術を施行しており(表1), その手術死亡率は, 5.3％と優れた成績をあげている. しかし, 諸家の報告をみると, その手術死亡率は20％前後と高く, まだまだ困難の手術の一つとなつている. (表2) そして外来患者に対しての切除率が, 教室の38.5％, 又入院患者に対してのは, Macmanus(1956)46％, Mustard(1956)24％, Miller(1962)43％, 教室では59％で, 手術患者に対してのはSweet(1958)69％と, 可成り低い値を示している. そこで食道癌に対する姑息的療法も, 重要な意義を持つてくる. 従来, 根治不能食道噴門癌患者に対する姑息療法は, その症状(嚥下困難)の軽減と栄養補給の面から種々行なわれてきた. |
| Practice ： | 臨床医学：外科系 |
| Keywords ： |
