アブストラクト（21巻2号：日本胸部外科学会雑誌）
| Title ： | Lande'-Edwards膜型人工肺の臨床使用の検討 |
|---|---|
| Subtitle ： | 症例報告 |
| Authors ： | 林真, 岡本好史, 小西裕, 渡辺裕, 松田光彦, 西村和典 |
| Authors（kana） ： | |
| Organization ： | 大津赤十字病院外科 |
| Journal ： | 日本胸部外科学会雑誌 |
| Volume ： | 21 |
| Number ： | 2 |
| Page ： | 162-167 |
| Year/Month ： | 1973 / 2 |
| Article ： | 報告 |
| Publisher ： | 日本胸部外科学会 |
| Abstract ： | 「はじめに」現在の体外循環の非生理性はその応用範囲の拡大に伴って再び問題とされるようになりその反省期にあるものと考える. 1つは送血ポンプの性能および送血管挿入部位などによって生じる末梢循環動態の問題であり, 1つは酸化装置などによる血球, 血漿成分の変性の問題である. 現在, 膜型人工肺が開発されつつあり, 一部実用化の段階にあるが, 今後後者の問題点に関しては可成り解決され得るに至たるものと予想される. われわれは現在実用化されている模型人工肺の中でEdwards社の製品を臨床例47例に使用しいささか検討を加えてみた. Lande'-Edwards膜型人工肺の構造 Lande'-Edwards(以下L.E. と略す)臨床用積層型膜型人工肺には2機種があり1)膜と血液およびガス接触面積が1M2のMODEL-5110-1と3M2のMODEL-5110-3とである. 充填液量は1M2で180cc, 3M2で500ccである写真(1). 膜の材質はSilicone rubberで膜の厚さは約100μである. |
| Practice ： | 臨床医学：外科系 |
| Keywords ： |
