アブストラクト(29巻3号:日本胸部外科学会雑誌)

Title : 小児における分離体外循環
Subtitle :
Authors : 田尻敏行, 星野芳弘, 御木高志, 赤川治夫, 石野哲哉, 畑島陽, 熊手宗隆, 田代忠, 深水良, 今村博仁, 小須賀健一, 大石喜六, 古賀道弘
Authors(kana) :
Organization : 久留米大学医学部第2外科
Journal : 日本胸部外科学会雑誌
Volume : 29
Number : 3
Page : 455-460
Year/Month : 1981 / 3
Article : 報告
Publisher : 日本胸部外科学会
Abstract : 小児における心内奇型を伴う大動脈弓部および下行大動脈の先天異常に対する一期的根治手術の術中補助手段として, 分離体外循環併用超低体温法および循環停止法を4例に経験し良好な結果を得た. 症例は, 大動脈弓部欠損症1例, 大動脈縮窄症2例およびSolitary aortic trunk 1例の計4例でいずれも心内奇型を伴うものであった. 術中補助手段としてこの方法は, 心肺負荷の軽減と上下半身の血行維持さらに冷却効果の均一性の3点で有用であり, 下行大動脈遮断も安全に行えた. 今回は, 症例とその手技に文献的考察を加えて報告する. 最近では, 心内奇型を伴う大動脈弓部および下大行動脈の先天異常すなわち大動脈弓部欠損症や大動脈縮窄症などの一期的根治術が, 補助手段および手術手技の発達に伴って救命の可能性もみられるようになってきた. とくに, 術中補助手段としての表面冷却超低体温法や体外循環併用超低体温法の導入により, 手術が容易に安全に行えるようになってきた.
Practice : 臨床医学:外科系
Keywords : 分離体外循環, 体外循環併用低体温法, 循環停止, 術中補助手段, 下行大動脈遮断
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