| Title ： |
大動脈弁上狭窄症術後, 縦隔洞炎, 菌血症を合併し, 再手術を要した1治験例 |
| Subtitle ： |
症例 |
| Authors ： |
八田光弘1), 西谷泰1), 手塚光洋1), 秋山一也1), 東館雅文1), 本多正知1), 高梨吉則1), 今井康晴1), 里見元義2), 高尾篤良2) |
| Authors（kana） ： |
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| Organization ： |
1)東京女子医科大学付属日本心臓血圧研究所外科, 2)東京女子医科大学付属日本心臓血圧研究所小児科 |
| Journal ： |
日本胸部外科学会雑誌 |
| Volume ： |
30 |
| Number ： |
10 |
| Page ： |
1766-1771 |
| Year/Month ： |
1982 / 10 |
| Article ： |
報告 |
| Publisher ： |
日本胸部外科学会 |
| Abstract ： |
大動脈弁上狭窄症に対し, 狭窄部パッチ拡大術を施行した. 術後まもなく(POD 5)より創部及びドレーン内膿培養により, Staphylococcus aureusが検出され, また8日目より静脈血培養においても, 同菌が検出された. 感受性のある抗生剤を, 3週間にわたり投与したが, 有効性が認められず, 著明な白血球減少を示したため, 術後29日目, 体外循環下にパッチ周囲のデブリードメント及びパッチ交換術を施行した結果, 良好な成績を得たので報告する. 菌血症, 縦隔洞炎を術後併発した症例での救命率は極めて少なく, 文献的及び本症例の経験より, 外科的アプローチの諸問題に検討を加えた. |
| Practice ： |
臨床医学：外科系 |
| Keywords ： |
大動脈弁上狭窄症, 縦隔洞炎, 菌血症 |
