| Title ： |
体表面電位図による心室性頻拍発生部位診断に関する臨床的研究 |
| Subtitle ： |
原著 |
| Authors ： |
牛島聡, 麻柄達夫, 鎌田栄一郎, 青山剛和, 飯田茂穂, 大平政人, 岩喬 |
| Authors（kana） ： |
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| Organization ： |
金沢大学医学部第1外科 |
| Journal ： |
日本胸部外科学会雑誌 |
| Volume ： |
33 |
| Number ： |
4 |
| Page ： |
461-466 |
| Year/Month ： |
1985 / 4 |
| Article ： |
原著 |
| Publisher ： |
日本胸部外科学会 |
| Abstract ： |
心室性頻拍手術症例6例, 開心術後心室ペーシング症例19例で体表面電位図を記録した. QRS波初期成分40msec時での極小・極大の体表面上への出現位置に着目すると体表面電位図は7型にパターン分類された. それぞれの電位図は術中確認された心表面最早期興奮部位(又はペーシング部位)とよく相関関係を示した. 右室流出路型では極小は胸骨上縁に, 極大は前胸部下位に位置した. 右室前壁型では極小は心窩部に, 極大は左背部に位置した. 右室下壁型では極小は前胸部下位に, 極大は左前胸部上位に位置した. 右室心尖部型では極小は心窩部に, 極大は左背部上位に位置した. 左室前壁型では極小は左前胸部上位に, 極大は前胸部正中線上下位に位置した. 左室後壁型では極小は左背部下位に, 極大は左前胸部上位に位置した. 左室心尖部型では極小は左前胸部下位に, 極大は胸骨左縁上位に位置した. 体表面電位図は心室性頻拍発生部位診断に有用な非侵襲的検査法の1つであると評価された. |
| Practice ： |
臨床医学：外科系 |
| Keywords ： |
体表面電位図, 心室性頻拍, QRS波初期成分, VT発生部位, 極小・極大 |
