| Title ： |
原発性肺平滑筋肉腫の1手術例と本邦報告例の検討 |
| Subtitle ： |
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| Authors ： |
辰巳明利, 北野司久, 山中晃, 松井輝夫, 山下直己 |
| Authors（kana） ： |
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| Organization ： |
天理よろづ相談所病院胸部外科 |
| Journal ： |
日本胸部外科学会雑誌 |
| Volume ： |
35 |
| Number ： |
9 |
| Page ： |
1790-1795 |
| Year/Month ： |
1987 / 9 |
| Article ： |
報告 |
| Publisher ： |
日本胸部外科学会 |
| Abstract ： |
61歳男性の左上葉に発生した原発性肺平滑筋肉腫の1手術例を報告した. 盗汗を主訴として近医を受診したところ, 胸部X線写真で異常陰影を指摘された. 気管支擦過細胞診により大細胞癌が疑われ左上葉切除術を施行した. 腫瘍は大きさ7×6×6cmで左S1＋2から発生したものと思われた. 切除標本より原発性肺平滑筋肉腫と診断された. 葉間, 肺門及び縦隔のリンパ節に転移はみられなかった. 術後化学療法としてvincristine, cyclophosphamideを投与し, 術後約3年を経た現在も再発の徴候はみられず元気で就労している. 本邦における原発性肺平滑筋肉腫の報告は昭和61年6月末までに自験例を含め68例で, これらを集計して検討した. |
| Practice ： |
臨床医学：外科系 |
| Keywords ： |
原発性肺肉腫, 原発性肺平滑筋肉腫, 外科的治療, 本邦報告例 |
