- HOME
- > 学会誌情報検索
- > バックナンバー
- > 日本胸部外科学会雑誌 (1990)
- > 38巻1号
- > アブストラクト
アブストラクト(38巻1号:日本胸部外科学会雑誌)
| Title : | 圧縮空気による食道破裂の1治験例 |
|---|---|
| Subtitle : | 症例 |
| Authors : | 南寛行, 窪田芙佐雄, 梶原啓司, 糸柳則昭, 新宮浩 |
| Authors(kana) : | |
| Organization : | 佐世保市立総合病院外科 |
| Journal : | 日本胸部外科学会雑誌 |
| Volume : | 38 |
| Number : | 1 |
| Page : | 111-115 |
| Year/Month : | 1990 / 1 |
| Article : | 報告 |
| Publisher : | 日本胸部外科学会 |
| Abstract : | 圧縮空気による食道破裂の1例を経験し, 食道切除再建により救命したので報告する. 症例は69歳男性, 自動車のタイヤを点検中, 突然タイヤが破裂して爆風を顔面に受け転倒した. 頸部に軽い皮下気腫がみられたが外傷はなく, 某病院で経過観察を受けるも, 次第に胸痛と呼吸困難が増強するため本院へ転送された. 食道破裂の診断で発生より46時間後に手術を施行した. 中部食道に長径6cmの穿孔が存在し, 右胸腔は膿胸化していた. 食道は広範囲にうっ血がみられ直接縫合は不可能と判断, 食道切除と胃管による一期的食道再建を行った. 術後縫合不全を来したが再吻合により治癒し, 初回手術より96日目に退院した. 本症は極めてまれな疾患であり, 内外の報告14例を集計し, その発生機序と治療方針について考察を加えた. 種々の原因による食道破裂の報告は多いが, 圧縮空気による食道破裂は極めてまれであり, 著者の調べた限りでは現在までに本邦では2例, 欧米でも12例の報告をみるにすぎない. |
| Practice : | 臨床医学:外科系 |
| Keywords : | 食道破裂, 圧縮空気, タイヤ破裂, 食道切除, 食道再建 |

