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アブストラクト(38巻2号:日本胸部外科学会雑誌)
| Title : | 上大静脈再建時の補助手段としてヘパリンコーティングバイパスチューブが有用であった1例 |
|---|---|
| Subtitle : | 症例 |
| Authors : | 小池輝明, 広野達彦, 丸山行夫, 滝沢恒世, 斉藤憲, 江口昭治 |
| Authors(kana) : | |
| Organization : | 新潟大学医学部第2外科 |
| Journal : | 日本胸部外科学会雑誌 |
| Volume : | 38 |
| Number : | 2 |
| Page : | 298-302 |
| Year/Month : | 1990 / 2 |
| Article : | 報告 |
| Publisher : | 日本胸部外科学会 |
| Abstract : | 56歳,c-T1N3M0, Stage III Bの中間細胞型小細胞癌にCAVE療法を5クール行った後に切除術を施行した. 胸骨正中切開で開胸すると, 縦隔リンパ節が一塊となり上大静脈に浸潤していたため, 左腕頭静脈と右心耳間に抗血栓性のヘパリンコーティングバイパスチューブを挿入して一時的バイパスとして使用し, 上大静脈は代用血管にて置換した. 上大静脈の切除・再建に際し, 補助手段としてのヘパリンコーティングバイパスチューブによる一時的バイパス法は他の補助手段と比較し, 手術手技が容易であること, バイパスチューブの長さに余裕があるため術野の妨げとならず, また, 抗凝固剤の投与を必要としないため止血が容易であるなどの利点があり, 簡便で有用な方法と考えられた. 悪性腫瘍の浸潤による上大静脈の切除・再建を施行する際に, 上大静脈の遮断が長時間に及ぶ場合には何らかの補助手段が必要となる. |
| Practice : | 臨床医学:外科系 |
| Keywords : | 上大静脈再建術, 一時的バイパス法, ヘパリンコーティングバイパスチューブ |

