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アブストラクト(38巻4号:日本胸部外科学会雑誌)
| Title : | 孤立性左室憩室症の1治験例 |
|---|---|
| Subtitle : | 症例 |
| Authors : | 広岡茂樹, 折田博之, 箕輪隆, 永江宣明, 渡辺隆夫, 鷲尾正彦 |
| Authors(kana) : | |
| Organization : | 山形大学医学部第2外科 |
| Journal : | 日本胸部外科学会雑誌 |
| Volume : | 38 |
| Number : | 4 |
| Page : | 687-691 |
| Year/Month : | 1990 / 4 |
| Article : | 報告 |
| Publisher : | 日本胸部外科学会 |
| Abstract : | 先天性心室憩室は極めてまれな心奇形であり, しばしば正中線上の異常や他の心奇形を合併する. 他の心奇形を合併しない孤立性心室憩室の外科治療の報告例は少ない. 今回われわれは, 6歳, 男児の孤立性左室憩室の1例を経験し, 体外循環下に憩室切除術を施行し, 良好な結果を得た. 孤立性憩室は, それ自体は臨床症状を呈さずに, 偶然に発見されることが多いが, 破裂及び血栓症等の致死的な合併症のために外科的治療が必要である. 外科治療の唯一の根治的方法は憩室切除術であり, 体外循環下に手術を施行することにより, より安全且つ完全に憩室を切除することができる. 外科治療の必要性及び体外循環併用の有用性について若干の文献的考察を含め報告した. 先天性左心室憩室は, 1866年にO'Bryanにより始めて報告された極めてまれな心奇形であり, ほとんどの場合心内奇形, 心膜, 胸骨, 横隔膜, 腹壁の異常を伴うとされている(Cantrell症候群). |
| Practice : | 臨床医学:外科系 |
| Keywords : | 孤立性左室憩室, 憩室破裂, 血栓症, Cantrell症候群 |

